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口頭

CsCl型Ti合金の高温高圧水素化反応

遠藤 成輝; 石川 和宏*; 齋藤 寛之; 町田 晃彦; 片山 芳則

no journal, , 

われわれは高温高圧放射光その場観察技術を用いて新規Ti合金水素化物の合成に取り組んでいる。本研究により一連のCsCl型Ti合金が高温高水素圧中で規則-不規則変態を生じることが明らかになり、体心立方晶を有する新規Ti合金水素化物の合成に成功した。この高温高圧水素化反応で生じる規則-不規則変態は主に2つの要因によって引き起こされると考えた。1つは水素固溶体の格子膨張による拡散促進の効果と、もう1つが高温によるGibbsの自由エネルギーにおけるエントロピー効果の増大である。本研究によって高温高圧下におけるCsCl型Ti合金の水素誘起規則-不規則変態の普遍性が見い出された。

口頭

侵入型アルミニウム基合金水素化物, Al$$_{2}$$CuH$$_{x}$$

齋藤 寛之; 高木 成幸*; 遠藤 成輝; 町田 晃彦; 青木 勝敏; 折茂 慎一*; 片山 芳則

no journal, , 

錯体水素化物であるアラネート系化合物を除くと、Alを主要構成元素とする金属水素化物の報告は少ない。著者らは9GPa, 700$$^{circ}$$C以上の高温高圧下で水素流体とAl$$_{2}$$Cu合金が直接反応し、非アラネート化合物である金属水素化物Al$$_{2}$$CuH$$_{x}$$が合成できることを発見した。生成された水素化物の粉末X線回折パターンはもとの合金の格子定数をわずかに膨張させた単位格子で指数付けが可能であったため、金属格子の空隙に水素が侵入した侵入型水素化物が形成されたと推察した。本発表では得られた水素化物の構造について詳細に調べた結果について報告する。

口頭

J-PARC超高圧中性子回折装置PLANETの現状と石英ガラス研究への応用

服部 高典; 佐野 亜沙美; 稲村 泰弘; 舟越 賢一*; 阿部 淳*; 町田 真一*; 岡崎 伸生*; 片山 芳則; Yagafarov, O.*; 千葉 文野*

no journal, , 

石英ガラスはSiO$$_{4}$$四面体を構成ユニットとしたガラスである。SiO$$_{4}$$四面体で多員環(中距離秩序)をつくっているため構造中に隙間が多く、加圧により密度の顕著な増加が見られる。常温下で約8GPaまで加圧すると、中距離構造に変化を起こし、密度が約20%増加する。この常温下での加圧では、構造緩和が起きないために、脱圧後、密度が元に戻る。一方、高圧下で加熱すると構造緩和が起き、回収後も高密度状態が保たれ、通常のガラスに比べ最大で20%ほど密度の高いガラスが得られる(永久高密度化)。この永久高密度化の微視的機構に関して、これまでいろいろ調べられてきたが、その微視的機構に関して、いまだよく分かっていない。今回、それを明らかにするために、最近J-PARCに建設した「超高圧中性子回折装置PLANET」を用いて中性子その場観察を行った。当日は、永久高密度化ガラスと、永久でない高密度化ガラスの構造の比較を行い、何が構造変化の不可逆性を決定しているかを議論する。

口頭

X線および中性子回折による高温高圧水の構造研究

片山 芳則; 服部 高典; 齋藤 寛之; 佐野 亜沙美; 鈴谷 賢太郎; Yagafarov, O.*; 千葉 文野*; 大友 季哉*

no journal, , 

常温常圧の水は、分子間の水素結合によって氷に似た特異な構造を持つ。我々は、水の構造が温度や圧力によってどう変化するか調べるため、SPring-8の放射光を用いた高温高圧その場観察実験と分子動力学シミュレーションを行ってきた。その結果、高温高圧下では、特異な構造が消失し、単純な分子性液体の構造へと近づいていくことが明らかになった。水素結合の変化を調べるためには、水素の観測ができる中性子実験は大きな意義を持つ。J-PARC/MLFに建設された超高圧中性子回折装置PLANETを用いて、重水の測定を圧力0.8GPaで、温度を室温, 100度, 200度と変化させて行った。圧媒体などからの回折線の混入がないきれいな回折パターンの測定に成功した。回折パターンは顕著な温度変化を示した。

口頭

パリ・エディンバラプレスを使用した中性子非弾性散乱実験の取り組み

町田 晃彦; 服部 高典; 佐野 亜沙美; 綿貫 徹; 片山 芳則; 大下 英敏*; 池田 一貴*; 大友 季哉*

no journal, , 

物質の振動状態観測には中性子非弾性散乱が有効な手法である。金属水素化物の格子間水素の振動励起エネルギーは金属のものよりも高いため、水素の振動状態を金属のものと分離して観測が可能である。しかし、高圧力下では高圧セル中の少量の試料に対して測定を行う必要があり、測定が困難であると考えられている。最近、J-PARC物質・生命科学実験施設のBL21高強度全散乱装置NOVAにおいてフェルミチョッパーが導入され、オプションとして非弾性散乱実験が可能となった。非弾性散乱分光器でないためエネルギー分解能は高くないが、高強度中性子が利用できるため、高圧セル中の試料に対しても観測できる可能性がある。そこでNOVAの非弾性散乱オプションを利用して、パリ・エディンバラ(PE)プレス中の金属水素化物試料に対して非弾性散乱実験を試みた。

口頭

価数揺動準結晶Au-Al-Ybの価数の圧力依存性

綿貫 徹; 町田 晃彦; 川名 大地*; 田中 幸範*; 石政 勉*

no journal, , 

価数揺動準結晶Au-Al-Ybの価数の圧力依存性を高圧下Yb-L3端近傍X線吸収分光実験により決定した。32GPaまでの加圧により、常圧で2.61価であったYbを2.97価とほぼ3価にまで価数増加させることができた。10GPa程度までの圧力で、顕著な価数増加がみられた一方で、高圧領域では増加が鈍り、最高圧付近ではほとんど変化が見られないという圧力依存性を示した。

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